プラグ交換を終えフロントフォークのオーバーホール作業に移行します。
ヤフオクで今回の作業用にリヤ兼用のフロントメンテナンススタンドをゲット。さっそくフロントをリフトアップしようとしたらアタッチメントが入らない!?溶接のバリがジャマしています(笑)ま、激安中国製なので想定内、ドリルでバリを取っていざリフトアップ!
あれ?上がらないぞ?なにか致命的な構造上の欠陥があります。各部の長さだとかつなぎ目のクリアランスだとかどう見ても使いものになりません。本当にありが(以下略)
メンテスタンドは頑張って修正したら使えるようになる可能性もありますが、今いちいちやっていられないので車のジャッキをフレーム左右かけてジャッキアップする作戦に変更。一連の作業、嫁バレしないように実家でやっているんですが(毎週末実家通いで既に怪しまれているという説も)実家のジャッキを借りようとしたら母親が車に乗って買い物に出かけてしまったため一旦作業中断。中華メンテスタンドのお陰でお金もロスしたばかりか時間もロス。本当に中国、勘弁して欲しい・・・。
フロントフェンダーやブレーキキャリパーを外して(キャリパーは変な力がかからないようロープで適当に吊っておきます)ホイールをも外せばあとはフォークを固定しているボルトを緩めるだけで抜けてきます。スクーターやフルカウルと違ってネイキッドはこの辺メチャクチャ楽ですね。
左右ともフロントフォークが外れました!問題はなさそうですがジャッキがけはメンテスタンドより安定性が欠けるので少々怖いですね。震度5の地震が来たら倒れそうな気配(笑)このバイク、車両重量が265Kgあるのでフロントホイールがない状態で倒れたら多分起こせません。
フォークを抜いた後に緩めようと思っていたトップキャップがなかなか緩まず苦戦。一番トルクの大きいインパクトでなんとかなりました。フォークオイルはご覧の通り真っ黒。オーバーホールは必須でしたね。
フォーク下部のアレンボルトの抜きにかかります。フォークのオーバーホールで挫折するとすればここで間違いないでしょう。非常に固い上にネジロック剤でさらに固定されていて緩んだと思ったら中のシリンダーユニットが共回りしてしまうという三重苦。しかし!私にはインパクトという文明の利器があります。こんなのガガガガ、ギュイーンと一発のはず・・・?あれ?ヘキサゴンのソケット入らないじゃん(笑)
はい、本日初のホムセン(実際はアストロプロダクツ)行き決定です。
ロングタイプのソケットを購入しアレンボルトはインパクトで一撃、トップキャップといいインパクトがなければかなり苦戦していたでしょう。持っていて良かったインパクトレンチ。アレンボルトが抜けたところで、私が実家で作業しているのを聞きつけた弟がツーリング帰りに様子を見に来ました。彼のバイクはZ900RS。やっと慣らしが終わったそうでちょっと乗せてもらいましたが・・・、ナニコレ!?ものすごく速いんですけど(゜o゜; 低速からモリモリでスロットルを開ければどのギアからも力強く加速していきます。しかも車体が軽い!なんでも400ccクラスの車重とか。水冷でインジェクション、4バルブエンジンに対して我がゼファーは排気量こそ大きいですが空冷、キャブレター、2バルブエンジン、しかも車重が重くて勝てる要素がありません。あ、プラグの本数は勝ってるか(笑)結局弟と話し込んでしまいこの日は時間切れ。2日後の祝日に続きをやりたいと思います。