マフラーを交換したアドレスV100、通称すずきちゃん2号。ビフォー、アフターで大きな変化は有りませんが全体的にトルクが若干細いかなと。上り坂が以前に比べて上らない気がします。気のせいかもしれませんが・・・。
というわけでアドレスV100のお約束チューン、エアクリボックス内の豚鼻外しをやってみようと思います。
エアクリボックスを外して中にあるダクトを除去します。通称豚鼻。
この形状が豚鼻と呼ばれる所以です。これがあるせいで大幅に空気の流入量が絞られていて、除去することによりたくさん空気を取り込むことが可能になりトルクアップするという話です。
豚鼻を除去しました。しかしなぜこんなものが付いているのでしょうか?個人的には空気の流入量を制限し、パワーを抑制することにより燃費の向上、騒音の低減を実現しているのではないかと思っています。
豚鼻を除去するとたくさん空気が入ってくるのでそのままではまともに走りません。キャブレターの中にあるメインジェット(MJ)とスロージェット(SJ)の番手を上げる必要があります。私は過去散々外したり着けたりをやってきたので問題ありませんが、V100のキャブレター脱着は非常に面倒で慣れないと相当苦戦する部分です。
一発目はMJ75、SJノーマルで試運転を実施。うーん、上はそこそこ回ってそうですが下がゴボゴボ言ってかなりの違和感。おまけに登坂能力だだ下がり(泣)プラグを外して焼け具合を確認したところ白っぽいので燃調が薄いようです。
次はMJ80、SJ25に変更して再試走。こ、これは・・・・、キター!!下から上までバッチリ回る上にかなりのトルク感。上り坂もグイグイ走ります。豚鼻無くしても余り変わらないよ、という話もあったので大きな期待はしていませんでしたが全体的にトルクフルになり今までのバイクとは別人、いや別バイクのようです。これは素晴らしい!もう元に戻れません(笑)
ただ燃料系の減りが相当早いような早くないような・・・。
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